つくばの笑顔溢れる美容室　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　髪質改善ヘアエステサロン La fonte（ラ フォンテ）

毛髪診断士　佐々木の　髪の毛の不思議Ｑ＆Ａ




今回はパーマはどうしてかかるの？？？です。


まず、毛髪の形状を決めている結合は次の４つです。

①水素結合

②イオン結合

③シスチン結合（Ｓ－Ｓ結合）

④ペプチド結合

これらによって髪の形が決まるのですが、パーマは４つの結合のうち③までの３つを切断、再結合させウェーブをつくります。

現在は、ホット系パーマや薬剤の種類も色々ありますがオーソドックスな原理を説明させていただきます。


イメージしやすいようにチョコレートに例えると、…

チョコレートを溶かす　⇒　１剤で髪の結合を切る

型に入れる　　　　　　⇒　ワインディング（ロッドを巻くこと）

冷蔵庫で冷やす　　　　⇒　２剤で再結合させる

と、いう感じです。

ただ、前にダメージの回でお話したように　パーマをかけたら髪が痛んだ、（パサつくようになった）という方もいますよね

お店によって様々なやり方がありますが、lafonteではそうならないようにしていることをいくつかご紹介しますね


まず、かける前に前処理をしっかりするのはもちろんですが　先ほど話したように１剤をつけた後は結合が切れているため痛みやすい状態です。

ここで１剤後、髪に必要なアミノ酸も同時に入れていきます。さらに、システイン類が水分を抱えて毛髪内部に浸透するため　ダメージが少なくうるおいのあるウェーブになります

ホット系パーマでは、加温前にケラチン＆　ＣＭＣ　を補給。ケラチンは熱により髪に吸収される性質があるため、ウェーブもしっかりキレイになり、ダメージも少なくなります

その他、痛まないようにしている事はあるんですが長くなりますので次のパーマの回でご紹介しますね。

佐々木でした


次回は、家でやるカラーと美容室のカラーは何が違うの？？？です。


お楽しみに



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